スーダン2007.06.01
いい????
電話が鳴り突然言われる。
「今夜友達の結婚式だから一緒に行こうぜ」
スーダンの結婚式に参加するのはもう10回近くになるだろうか。
だいたい2ヶ月に1度のペースで声がかかる。
今回は、新郎の友人の友人として参加した。
新郎とも新婦とも面識がないのだが、
その場で友達に「友達も呼んできたよ」と新郎新婦に紹介してもらえれば、
もう友達なのだ。
友達の友達はみな友達、世界にひろげよう友達の輪。である。
都市部の結婚式では、大勢の出席者に対応できるように、
作りおきした料理がプラスチックのケースに収まって出される。
そして、炭酸ジュースが添えられる。
これが結婚式の食事。
メリットとしては、食事の準備に気を使わないですむ。
というもので、かつてそれを担当していた女性達は
現在ではその時間をおしゃべりや踊りと歌に使う事ができる。
しかし正直なところ、この作りおきの御弁当の味には残念な点数を与えざるをえない。
家庭料理はすごくおいしいのに。
結婚式において、食事に重点は置かれない。
とりあえず胃が埋まれば、あとはみんなとの時間をゆっくり楽しむ。
それがここの結婚式なのだ。
お弁当
(クリックすると大きな写真が見れます)
荒井繁