特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2009.02.15

村に電気がやってくる

どうも、村に電気がやってくるらしいのです。
村には電気がないので、診療所には24時間電気が使える太陽光発電システムと
大きな消費電力のための発電機を設置していました。
その他にも、2,3か所の金持ちの村人の家には発電機があり、夜中に街頭テレビみたいに
村人が集まってきて、テレビを見たりもしています。
ハサン以下、村の有力者たちは、地方政府に掛け合い、電気を村に引いてくれるように
陳情を繰り返していました。
それが、実を結んだというのです。
ハサンの話によると、ハサバッラ村は日本人のNGOが入っていて、
しっかりと管理もできるようなので、電気を優先的に引こう!
まあ、ハサンの話ですから、真実のほどはわかりませんが。
とにかく、明日行政から人がやってきて、電気に関してやりとりがあるから
これに参加してくれとのことです。
電波塔のときには何の相談もなかったのですが、今回は相談がありました。
さて、電気が来たとして、今まで全く電気がなかった村に電気が来たら
人々の生活はどのように変わるのでしょうか?
全く想像もつきません。
良い点もあれば、悪い点もあるでしょう。
あれだけきれいに見えた星空もなくなってしまうのでしょうか?
ハサンは村の区画整理もやるといっていますが、果たしてできるのでしょうか?
本格的に区画整理をするなら、各家にトイレをつくるなどもしてもらいたいですが。
早ければ、3ヶ月後と言っていますが、どうなるのやら。
少しでも良い方向に発展していくように、お手伝いできればよいですね。
川原尚行