少年サッカー開校式
子供たちはとても晴れやかな顔をしています。
胸には、日本代表のマーク「八咫鳥(ヤタガラス)」。
すでにスクールはスタートしていましたが、今日は正式の開校式です。
スーダンサッカー協会の幹部が全員そろいました。
名物の会長もお見えです。
この会長、独特の風貌で、いつも人を食ったような感じの方ですが、
今日は笑顔が絶えません。
コーチの三田君以下、スーダン人コーチ4名です。中には、元スーダン代表の方もいますし、
女子サッカーの現役代表(まだ弱いらしいですが)もいます。
式典では、ズラリと子供たちが整列します。
サッカー協会の幹部一同、ロシナンテス・スタッフ、そして保護者が向き合って
並んでいます。
三田君のアラビア語でのスピーチは立派でした。
三田君の奥様は、木の蔭から心配そうにスピーチを聞いていました。
そして、名物会長のあいさつです。
アラビア語でのスピーチで断片的にしか理解できませんでしたが、
ロシナンテスのことを実によく述べてくださいました。
以前は、「何だ、この団体は!」という感じだったのですが、
今では、本当によくしてくださっています。
今回の式典も、すべてスーダンサッカー協会が取り仕切ってくれました。
最後に子供の代表のあいさつです。
誇らしげに、スピーチを行っています。
保護者の方々は、みな自分の子供が晴れ舞台に立っていることで、これまた誇らしげな顔をしています。
私はと言えば、式典の最中に子供たちの姿勢が崩れれば、姿勢を正すように言う、うるさいオヤジの役です。
最後は、私が前を通るだけで子供たちの姿勢が伸びていました。
自分で言うのもなんですが、とても素晴らしい式典でした。
そして、今後が一番大事です。
もちろん、サッカーが強くなることが目的ですが、
それだけでなく、規律正しい生活ができるように指導していくのも目的の一つです。
式典の最後は、式典会場の後のごみを子供たちに拾わせました。
最後に、このスクール開校にあたって、ご尽力くださいましたスーダン・サッカー協会、日本サッカー協会、
岩国ライオンズクラブ、そしてサッカーのために寄付をしてくださった全ての方々に御礼申し上げます。
川原尚行
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