ザンビアの小学校の再開に合わせ衛生用品を寄贈、新型コロナ対策で
ロシナンテスは、在ザンビア日本大使館と連携し、新型コロナウイルス感染症の影響で休校となっていたアフリカ・ザンビア共和国中央州の小学校の再開に合わせて、感染予防のための衛生用品の寄贈を行いました。
事業概要
- 事業内容:小学校への衛生用品の寄贈
- 実施日:2020年10月6日(火)~8日(木)
- 事業地:ザンビア共和国中央州チサンバ群ムワプラ地域
- 対象校:5校 (ムワプラセントラル小学校、ニャンカンガ小学校、カミネンベ小学校、ムペレケセ小学校、ルヤンドコミュニティ学校)
ザンビアの小学校が再開!しかし…
アフリカ南部に位置するザンビアでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3月20日よりすべての学校が休校となっていましたが、9月末より再開しました。
ロシナンテスが活動を行うチサンバ郡ムワプラ地域では、多い学校で800人の生徒が通っており、1つの教室で50人程度が学んでいます。
学校には水道等の十分な衛生設備がなく、石鹸や消毒用アルコールを購入する経済的な余裕はありません。各教育機関の再開を前に、中央州政府より在ザンビア大使館経由で不足している物品の寄付依頼があったため、感染防止には不可欠であると判断し、寄贈を決定しました。
寄贈に合わせて啓発活動も
2020年9月30日には、大使公邸にて中央州大臣を招いた贈呈式が執り行われました。
寄贈にあたっては、ムワプラ地域の小学校を対象に必要物品のヒアリングを実施し、各学校の生徒数等を鑑み、それぞれ配布物品と数量の調整を行いました。
寄贈は10月6日~8日の3日間かけて行われ、ハンドソープ600個、サニタイザー70個、手洗い用蛇口付きバケツ14個、体温計9本を5つの中学校へ配布しました。
また配布時にあわせて、正しい手洗いの方法や新型コロナの対策を写真やイラストで説明したポスターを掲示するとともに、デモンストレーションを交えての啓発活動も実施されました。
配布先の校長先生は、「ロシナンテスには政府に頼れなかった部分をサポートしていただき、本当に感謝しています。」とのコメントをいただきました。
日頃よりご支援くださっている皆さまに心より感謝申し上げます。