久しぶりのハルツーム
ハルツームに戻ってきました。
地方から、一応首都であるハルツームに戻ると
いつもですが、「都会にきたな?」という感じになります。
岩間さんがカレーを作ってくれていました。
これば、相当に美味しかったです!
今までで、岩間さんが作ってくれたカレーの中で史上最高の美味しさだったでしょう。
いつもは、岩間さんはカレーの箱に書いてある「カレーの作り方」とにらめっこしながら、
作っているのですが、だいたいにおいて水分が多すぎ、スープカレーになってしまいます。
そのため、味が極力薄いのです。
しかし、今度のは、トウガラシもいれたようで、ピリッと辛さもきいており、
美味しかったです。
ようやく、箱の説明書きから脱却したようです。
さて、休日と言ってもやることはあります。
臨床工学技士さんたちが来られますので、彼らの旅行許可証を入手しなければいけません。
前回、HACから断られた経緯を書きました。
そのために、HACの親玉のところに直談判に彼の自宅まで乗り込みました。
そして、交渉し、何とかHACに再提出するようにとの指示をもらいました。
たぶん、今度は旅行許可証は出るでしょう。
そして、本日、我がロシナンテスのスポーツ事業部長の三田君がスーダンに帰任です。
彼が、日本サッカー協会から寄贈されたボールを100個持ってきますので、
その免税措置を取らなければいけません。
それの最終確認を行いました。
空港へは、スーダンサッカー協会の人と一緒に行くことになりました。
これで、免税措置がとれるでしょう。
もちろん、事前に書類のやり取りを行っています。
仕事のケリがついたところで、夜は知人の親戚の結婚式に参加です。
スーツを着込み、出かけます。
場所ははっきりとは分からなかったのですが、行ってみれば絶対に分かるという確信がありました。
なぜなら、彼の家族は大層お金持ちだから、派手に式をやるに違いないと思っていたからです。
その予想通りに、翁路を封鎖して電飾を派手につけて、一発でわかりました。
私の知人も出席しており、楽しい会でした。
私のテーブルに一緒にいた人は、軍病院の医師で奥様は警察の上のほうとのことでした。
あとで、わかったことですが、彼がスーダン大統領の弟さんとのことでした。
そう言われれば、顔がよく似ていました。
家に帰れば、夜中の12時です。
忙しい、休日でした。
川原尚行