学校建設
先日放送された「情熱大陸」では、日本大使と村の首長ハサンの署名式の場面があったと思います。
あの署名を持って、大使館は村から申請のあった学校建設の資金を提供するという約束をしてくれたわけです。
それからが、大変な作業です。
今、建設会社と村との契約書の作成に取り組んでいます。
お金は渡ったのに、いい加減な仕事をされたり、あるいはお金の一部があらぬ方向に流れないようにと
管理体制が必要です。
会計に関しては、監査会社にも依頼しています。
実際の仕事に関しても、きちんと仕事をしているのかチェックしてくれるところが必要です。
日本のような建築基準法などはないでしょうから、手抜き工事をしようと思えば
いくらでもできます。
この契約がうまくいけば、次は村のコミュニティの名前で銀行口座の開設です。
そこまでしないと、大使館から資金が回ってきません。
日本の国民の皆様方からの貴重な税金を使うのですから、相当に気を使います。
写真は、署名式のときと、私の笑顔です。
私の笑顔の写真は、情熱大陸の製作者がこれをホームページのトップに持ってくるから
笑顔を撮らせてくださいと言ってきたときに撮ってもらったのですが、
ボツになりました。
せっかく、ロシナンテスTシャツを着ていたのに残念です。
私の笑顔がいけなかったのでしょうね。
川原尚行
※シェリフハサバラ村に女子の学校を建設するため「草の根無償資金援助」を申請し認められました。
調印式の様子はロシナンテスHPの活動紹介に掲載されております。
http://www.rocinantes.org/project/shelif_hasaballa/2008/12/post_40.html
また、学校建設プロジェクトにつきましてはロシナンテスHPを通じて皆様にご報告いたします。