特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2009.01.01

謹賀新年

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明けましておめでとうございます!
旧年中が本当にお世話になりました。
本年も精進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、スーダンでの大晦日は、ガダーレフで岩間さんと二人でした。
霜田君はひとりでハルツームです。
霜田君は帰国も近いことですから、まあ寂しがることもないでしょう。
大晦日の夜は、音楽を聴きながら、本を読み、のんびりとしたものでした。
11時を過ぎて、岩間さんが年越しラーメンを作ってくれました。
そして、気がつけば、もう12時過ぎ。
「あけましておめでとうございます!」
と声をかけ、再び読書へ。
結局2時近くまで起きていました。
そして、朝5時半に起き、岩間さんを起こし、初日の出を見に出かけました。
ガソリンを入れたり、家を出るのに時間がかかり、
気がつけば6時15分くらいです。
今から行こうとするところは、80キロ先の山の上です。
そこは、絶景で私の心の中の「世界遺産」です。
車をぶっとばして、その山へ向かいます。
だんだんと暗闇から、東の空が明るくなってきます。
この道は、エチオピアへと続く道であり、アフリカの大地を貫いている!という感じです。
とても、きれいですが、何としても初日の出を山の上でみたいのです。
「お日さまよ!俺たちが行くまで待っていてくれ!」
と心の中で叫びながら、山の上まで一気に駆け上がりました。
そして、車を降りたとたん、お日さまが顔を出してきました。
お日さまに向かって、手を合わせ、みなの健康を祈りました。
目をつぶっていると、徐々に日が昇ってくるため、
光を感じ、まるで、お日さまが私の願いに応えてくれるかのような錯覚を起こします。
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家族に電話をかけ、新年の挨拶をしました。
スーダンの国境近い山の上から、携帯電話で日本に電話することができるのです。
すごい時代ですね。
スーダンでは、ちょうど金土と続きますので、3連休となります。
しばらく、読書三昧でゆっくりとします。
では、皆様にとりましても素晴らしい年でありますように祈っております。
川原尚行