スーダン2008.10.06
イード
ラマダン明けの休暇です。日本では正月みたいなものでしょうか。
実際に、「ハッピーニューイヤー」と言っている人もいます。
我々にとっては、静かなイードです。
徹底して、本を読みました。
藤沢周平に江戸時代の匂いを感じ、それがここスーダンでは郷愁の念にかわっていきます。
司馬遼太郎の対談集、30年前のものですが、現代にも通じます。
西郷隆盛の南洲翁遺訓集には、幕末時代であって、良く世界が見渡せていることがわかり、
あの当時の見方、考え方があってこそ、日本がどこの国の植民地にもならずにすんだんだと感心し、
それを現代のアフリカ、そしてスーダンにも当てはめて考えてみると興味深いものがあります。
そんな読書三昧でして、足のほうは随分とよくなってきました。
霜田君が美味しいご飯を作ってくれます。
新婚夫婦みたいで気味が悪いですね。
では、このまま、足の病変が治りますように。
川原尚行