スーダン2008.07.20
会計担当のつぶやき2
ロッシー日本人スタッフ「女王様」の会計作業にまつわるエピソードを、
以前このブログでご紹介しました。
しかし何と言ってもここはスーダン。
やはりスーダン人も負けていなかった。
上には上が、いや、下には下がいる。
ロシナンテス・ハルツーム事務所では伝票会計を導入しています。
お金の動きが発生する度に、伝票を書きます。
そしてそれをパソコンで作った帳簿に入力します。
今のところ、伝票を書くのは日本人スタッフの役目。
そして最近、それをパソコンに入力するのを、
スーダン人スタッフに任せ始めています。
パソコン入力を担ってくれているのは、イムテサルという若い女性スタッフ。
まだ入って4ヶ月目。厳密には研修生です。
単純ミスが目立ちます。
それもあり得ないようなミスが時々あります。
伝票に何件か支出が記入されていると、1件くらい入れ忘れていたり。
コード「713」が「701」と入力されていたり。
(確かに似てるかもしれない。でも間違うほど似てるかなぁ。う?ん、微妙。)
極めつけは、10,000ポンドが10ポンドと入力されていたこと。
(100を10と間違えたり、10,000を1,000と間違えるのは分かるよ。
でも3桁も間違うか、普通!)
当然、帳簿残高と現金残高は合いません。
日本円で言うと、50万円くらい現金が足りないことになる。
さすがにこの時はあせりました。
合わない原因としてこのミスを見つけたとき、
本来あってはならないミスなんだけど、
「あ?良かった」って思うんですよね。
ロッシー会計担当