スーダン2008.07.13
祝!スーダン・サッカー・ユース代表
昨夜は、ロシナンテス・スポーツ事業部長の三田君率いるスーダン・ユース代表(20歳以下)が、ケニアと対戦しました。アウエーで0?1で負けているために、2?0、3?1以上のスコアが必要です。引き分けでは負けてしまします。1?0であれば、PK戦です。
我々ロッシースタッフは、三田君からVIP席のチケットをいただいて、応援してきました。
思ったよりも、観衆が詰めかけており、驚きました。
試合は、スーダンが押し気味に試合を進め、後半に得たペナルティーを決め、1?0で試合を終わり、PK戦にもつれ込み、審判の見方(ホームゆえか)もあり、見事に勝利をもぎ取りました。
興奮した選手は、観客席まで乱入しています。
ベンチも大騒ぎです。
ジャラビーアを着たおじさんが、スーダンの国旗を持って走りまわっています。
三田君は、試合後のインタビューを受けています。
インタビュー後、観客席にいる我々に向かってグランドからガッツポーズを見せてくれます。本当にうれしそうです。
14日には、スーダン政府高官が国際刑事裁判に公訴されるようです。
国家の緊張とは、全く別の世界で国が一つになって頑張っています。
ユースチームのキャプテンはダルフール出身です。
最後にPKを決めた選手は南部出身です。
そして、コーチは日本人です。
国連では、14日の前日、つまり本日までに国連職員の配偶者の国外退避を義務付けました。
三田君は、今日スーダンを去ります。
川原尚行