スーダン2008.07.04
またまた飛行機事故
先日また飛行機が落ちました。
今回は貨物機で乗務員4名亡くなられたそうです。
ハルツームの飛行場は町の真ん中にあり、空港の東側大きな通りの外れに落ちたそうで、
その日はちょうど祝日で巻き添えを食う車はなかったのですが、
平日ならばいつも混んでいるので、大きな事故になったかもしれません。
先週も貨物機が落ちて7名亡くなったそうです。
先月の初めには前にもブログで書いたように、国際線の飛行機が着陸後爆発しています。
その前にも南部行きの飛行機が落ちており、この3ヶ月ほどで4機落ちたことになります。
スーダンの飛行機は危険といわれていますが、さすがに多すぎです。
今回落ちた2機の貨物機はともにロシア製。
政府は当面ロシア製の貨物機の飛行を禁止したそうです。
といっても、スーダンにある民間の貨物機は全てロシア製なので、
国連の飛行機以外全てストップしています。
スーダンはアフリカ最大、世界でも10番目、日本の約7倍の大きな国です。
国内の道路も未整備で、特に南部へのアクセスは困難なので、
貨物機が止まれば、今後いろいろ問題が出てくるでしょう。
スーダン政府は長く続いている経済制裁のため、
飛行機を整備する部品の入手が困難なのが原因だと、
暗にアメリカ政府を非難しています。
アメリカ政府は、飛行機の運航に支障が出る部品は禁止していないと発表しているようです。
とりあえず、東部で活動する私たちの活動には影響はないでしょが、
何とかしてもらいたいものですね。
霜田治喜