スーダン2008.06.25
盲腸?ムスタファへ
3月からの1ヶ月ほどの闘病期間の中で、
痛みに耐えなければいけない場面というのが結構あった。
その度に、心の中でムスタファの名を唱えた。
彼と一緒に活動するようになってから、考えてみれば3ヶ月しか経っていない。
自分たちの活動はほんのちっちゃい規模のものだけど、
スーダンが直面する困難さはとても大規模なものだ。
そう思うといくらでも悲観的になれる。
そんな中で希望を感じられる時があるとしたら、
現地の人との良い出会いがあった時だ。
彼は自分に希望を感じさせてくれた。
いいやつだった。
ほんとにかなしい。
でも彼の死を心底悲しみ、そして苦しんだ人がいる。
それにくらべたら自分のかなしみはちっぽけだ。
自分に希望を感じさせてくれる人は、彼一人だけではない。
そんな環境の中で働けるのは幸せだし、そのことに感謝しなきゃ。
最後に、自分では勝手に自分の苦しい瞬間を彼に支えてもらったと思っている。
ムスタファ、どうもありがとう。
いわま