スーダン2008.06.11
ハルツームでの飛行機事故
昨晩ハルツーム空港で飛行機事故がありました。
アンマン発ダマスカス経由ハルツーム行きのスーダン航空の飛行機が
空港に着陸直後エンジンが爆発したということで、
単純に着陸に失敗したということではないようです。
乗員乗客217人のうち半数近くがなくなられたようです。
ただいろいろな情報があり、詳しいことは今の時点ではわかりません。
砂嵐の後、今年ハルツームでは初めての本格的な雨が降っており、
悪天候が影響したのかもしれません。
昨晩は、5年間もスーダンにいた国連の職員の方が
辞められて日本に帰るということで、大使公邸に食事に呼ばれ、
私と岩間さんも知り合いと言うことで同席させていただきました。
その食事の最中にこのニュースが飛び込んできて、
ちょうど同席していた領事が対応に追われ確認のため空港に向かいました。
事故を起こしたスーダン航空は略語のSDNからサドンデス航空とも言われ、
事故の多い航空会社として有名です。
2003年にもポートスーダン行きの飛行機が墜落し100人以上が亡くなられています。
私が始めてポートスーダンに行くことになったときも、
真っ先にスーダンの方からスーダン航空は利用するなと言われました。
現時点ではまだわかりませんが、日本人がこの飛行機に乗っている可能性は
ほとんどないと思います。
亡くなられた方のご冥福を祈ります。
霜田治喜