スーダン2018.12.27
道中でラクダに遭遇!スーダンの動物たち
こんにちは、ロシナンテス事業担当の宮崎理恵です。
先日スーダン出張で、北コルドファン州を訪れました。北コルドファン州は、ロシナンテスがWFPと協働で栄養改善事業を行っている地域です。
事務所のあるハルツームから車で約5時間半。その道中、車から見えるのはたくさんの動物たち…!
ドライバーのイスマット曰く、「近くにアニマルマーケットがある」とのこと。スーダンでは、農業に従事する人も多いのですが、同時に、羊やヤギ、ラクダなどの家畜を育て、売買する畜産業を営む人も多いのです。
スーダン国民の約8割は、農業または畜産業、もしくは両方に従事しており、その中でも特に羊、ヤギ、ラクダ、牛が多く飼育されています。
その後、オフロードを車で走っていると、移動中のラクダたちにも出会いました。
挨拶をすると手を振ってくれました
たくさんの動物を引き連れて砂漠を進んでいくのは、スーダン人にとって大切な仕事です。
家畜を放牧し、草を食べさせ、水を飲ませ、育ててマーケットで売買し、それを貴重な収入源としています。
ロシナンテスも給水施設を建設する際は、動物たちが水を飲めるように、動物用のたらい(Basin)も一緒に設置します。
砂漠の給水施設は人間の命だけではなく、砂漠での動物たちの命と、畜産業を営む人々とその家族の生活をも支えています。