スーダン2018.12.20
スーダンの人々の愛がこもった看板をお披露目
先日スーダン出張から戻りました、宮崎理恵です。スーダン出張中に、アルハムダ村の診療所の看板にロシナンテスのロゴを貼りつけに行ってきました。
診療所が完成してから大分たつのにどういうこと?と思われたと思います。
診療所の完成後、保健省が立派な看板を制作してくれたのですが、
ロシナンテスのロゴが抜けており、それに後から気がついた保健省の皆さんが「大変だ!ロシナンテスのロゴがない!」と言いだしたことから始まりました。
ご支援くださった方々のお名前はきちんと正面の一番目立つところに設置してもらっていたので、
ロシナンテスとしては看板にロゴがなくてもまったく問題ないよ、という話をしたのですが、保健省の皆さんからは「ドナーのロゴがないなんてだめだ!」との主張が。気持ちはうれしいけれど、看板を作り直すのにはまた大きな費用が掛かるしどうするか、と色々相談した結果、今ある看板にロゴを追加するということで落ち着いたのでした。そこからもまた紆余曲折あり、かなり時間がかかりましたが、先日やっとロゴシールができあがった、と保健省から連絡があり、今回の出張に合わせて貼り付けに行くことになりました。
保健省が用意してくれたロゴシールに、日本から持ち込んだ接着剤を塗り、設置済みの看板に貼りつけました。貼りつけ作業は巡回診療のドライバーで、今回も同行してくれたシェーさんが器用にこなしてくれました。
やり取りは色々と大変でしたし、建物の完成から2年もたってのタイミングではありますが、スーダンの人々の愛がこもった看板が改めて完成しました!