スーダン2008.04.17
心の震え
ダルフールに関して、いろんな方から話を聞いています。
「ダルフールで援助をすることは、乾いた砂に水をかけるようなもので、
お前の努力は全て無駄になる」
「臆病者だな、今ダルフールに行かないと、ダルフールの人々は悲惨な状態から立ち上がれない。
裏のない日本だからこそ、日本人であるおまえがダルフールに行くべきだ!」
「ダルフールに行って、真実を伝えてほしい」
「今の治安の悪い状態で行っても、火傷をするだけだ!」
どれもスーダン人の声です。
ドンキホーテみたいに、勇気を出して、風車に立ち向かっていくのか、
あるいは、立ち止まることも必要であると、今は断念するのか。
心は震えています。
首都のカルトゥムでは、「ダルフールはどこ?」といった感じで
ものすごい勢いで開発が進んでいます。
川原尚行