スーダン2008.04.07
住民基本調査
今、日本から矢野和美先生、野口洋美看護師がスーダンに来られて、
母子保健プロジェクトをおこなっています。
これは、JICAのサポートによるものです。
それに先立ち、住民基本調査を行うことになりました。
これは、矢野先生の提案でもあります。
私は、この調査の意味を頭では理解していたものの、どのように施行していくのか見当もつきませんでした。
そこは、矢野先生の恐るべきパワーで村人を短期間で調査員にしたてあげました。
ローカルスタッフのモハメドの尽力もたいへんなものです。
向井信子看護師そして短期研修に来ていた北九州大学の福元麻美さんの助力もありました。
何度も会議を行い、模擬調査を行い、村人の教育を行いました。
そこで、驚くほど村人が積極的に質問が出て、この調査に前向きな様子でした。
そして、炎天下の中、調査は行われました。
実は私は残念ながら、この調査には参加できませんでした。
岩間さんの緊急移送で日本へ行っていたためです。
私は、昨夜調査結果の用紙をみて、自分が参加できなかったことを悔やみました。
そこには、単純な数字が並んでいますが、みんなの汗のにおいも感じました。
今回は不運が重なり、私自身の参加が不可能でしたが、これが次回につなげられるように、
そして母子保健プロジェクトのためにも、頑張っていきます。
調査結果が分かり次第、みなさまにもお伝えできればと考えています。
川原尚行
昨夜は、何リットルの汗をかいたことでしょうか?