スーダン2016.12.20
今年最後の巡回診療出発
いつも、ロシナンテスを応援してくださり、誠にありがとうございます。
2016年も師走を迎えることとなりました。日本の皆さまは如何お過ごしでしょうか?
スーダンは12月といえども日中は30度を超え、汗ばむ日々が続いています。
さて、我々の巡回診療チームが今年最後の巡回診療に出発しました。
2週間の泊りがけで、29の村々を巡回して、年末にハルツームに帰ってくる予定です。
今回は、アラビア語と英語で ロシナンテス と書かれたビブスを着用しての巡回です。
ビブスは、通常大きめに作られてあるので問題ないと思っていたのですが、お腹が結構出ていているスタッフもいて、特大サイズが必要かもしれません。
それでも、スタッフはみんな嬉しそうにロシナンテスのビブスを着用しています。
巡回診療車に必要な物資を載せ、目的地でそれらを車から運び出し、臨時の診療所を設置することになります。
スタッフの荷物から、医療機器、ワクチンを含む医薬品など大切なものも含まれています。
これを20回以上繰り返すのですから、大変なものです。
スーダンの男性はとても優しいので、女性は休ませて、男性陣だけで荷物の積み下ろしを行います。
2週間の過酷な巡回ですが、これが医療現場の最前線となります。
ロシナンテスを応援して下さる方々がいて、このようにスーダンで医療の最前線に関わることができています。
心より感謝を申し上げます。
川原尚行