アルハムダ村に二棟目の診療所、完成間近!
こんにちは。インターンの前田 謙です。
いつもロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。
皆さまもご存知の通り、昨年末より「土とレンガの診療所プロジェクト」と題し、
ワッドアブサーレ区での巡回診療地域内に3つの診療所を建設する計画を進めています。
さて今回は、完成を目前に控えたアルハムダ村診療所についてお伝えします。
(この診療所は一棟目のアルセレリア診療所に引き続き二棟目となります)
アルハムダ村の人口は村の周辺で生活するひとびとも含めて約5,000人。
現在私たちが巡回診療を行っている「ワッドアブサーレ区」の中でも
ちょうど真ん中あたりに位置しています。
この村に診療所を建設する理由は、
私たちの巡回診療地域の中で、2番目に大きい無医村であること、
そして、完成する診療所まで徒歩とロバでの行き来ができる住民が多いことが理由です。
また、医療スタッフについては、完成後に保健省が派遣してくれる契約となっています。
アルハムダ診療所も一棟目のアルセレリア診療所と同様の規模と環境を整備する予定で、
診察室・検査室・薬剤室に加え、3つの病室を備えるほか、
安定した電力の確保のために屋上にはソーラーパネルも設置します。
もちろん診療所建設には、現地住民の協力も欠かすことはできません。
皆さまからいただいた「支援」という想いが、
現地スーダンのひとたちの手によって「レンガ」に変わり、
いよいよ「診療所」としてカタチ作られようとしています。
村の住民たちも今か今かとその日を待ち望んでいます。
最後になりましたが
この診療所建設も一重に、「レンガ基金」やREADYFORでのクラウドファンディングによる
皆さまからの多大なるご支援による賜物です。
ロシナンテススタッフ一同、改めまして深く御礼申し上げます。