スーダン2008.02.04
アフリカンカップ、スーダン3戦全敗
アフリカカップでのスーダンのグループCの最終戦カメルーンとの試合はまたしても
0?3と惨敗であった。その結果スーダンの32年ぶりのアフリカカップは3戦全敗で終わった。
結果が表しているように、スーダンのアフリカでの力はまだまだこれからだなと痛感した。
しかし、去年はこのアフリカカップの出場権を32年ぶりに得たこと、
スーダンの二つのビッククラブの一つ、アル・ヒラルがアフリカチャンピオンズカップで準決勝まで進み、FIFAクラブ選手権の出場まで後一歩のところまで勝ち進んだこと、
もう一つのクラブのアル・メリークがアフリカコンフェデレーションカップで決勝まで勝ち進んだことなど、
スーダンサッカーにとって大きな前進があった。その理由を、スーダンサッカー協会幹部は、
「2005年に南北包括和平協定が結ばれ、内戦が終了してから南北が一つになり国の復興を進め
少しづつ発展してきた。そしてサッカーにもお金が回るようになり、チームも強化できるようになった」
と語った。そのコメントからもわかるように新スーダンサッカーはまだ生まれ変わったばかりなのである。今回の経験は必ず次に生きてくると確信する。
次は5月のワールドカップ予選。
今回の負けをどう活かしていくかがこれからのスーダンサッカーの課題になるだろう。
三田 智輝