【大庭亜美】阿蘇市で収穫祭を開催しました
こんにちは。
ロシナンテスでインターンをさせていただいております、北九州市立大学3年の大庭亜美です。
私はロシナンテスの熊本支援担当として現在、熊本で活動させていただいております。
熊本地震から5ヶ月、テレビや新聞などのメディアでは情報が少なくなってきました。
今回は9/17(土)に行われた阿蘇市での収穫祭について皆様にお伝えしたいと思います。
5月に阿蘇市山田地区の方より、地震の影響で水路にヒビが入り田んぼに水が張れない…
という要請を受け、北九州から約50名で阿蘇市へ向かい水路の補修を行いました。
無事に水路に水が流れるようになり、田植えから4ヶ月。
無事に実が成り、収穫の時期を迎えることができました!
ということで今回の収穫祭を企画する運びとなりました。
今年の熊本は地震・大雨・台風という厳しい環境でしたが、稲穂はしっかりと上を向いて、伸びていました。
「今年はものすごくいい出来で、これも皆さんのおかげです」
という農家の方の声に、地震を乗り越えてようやくお米が出来上がった喜びを実感しました。
ある方とお話をしている中で、こんな言葉を聞きました。
「人生、良いこともあれば悪いこともあるよ」
その方は今回の熊本地震で家を失くしてしまったそうです。
今までにない辛い経験をしたからこそ、この言葉に重みがあり、
今、一生懸命前を向いて頑張ろうとしているからこそ、こうして私に話をしてくださっているのだと…
私自身、今回のこの収穫祭を企画させていただき、農家の方と連携を取る中で、
力強く前へ進もうとしている熊本の方々の熱い気持ちを何かに繋げたいと、
強く感じるようになりました。
まずは、今回の収穫祭を成功させること。
そして、阿蘇の方々に笑顔になってもらうこと。
この目標を掲げて企画をしてきました。
無事に収穫祭を終え、振り返ってみると、
写真には皆さんのキラキラとした笑顔がたくさんありました。
この笑顔を今回で終わらせたくない。
この笑顔を、阿蘇から熊本全体へ広げたい。
この笑顔が復興への“鍵”となる、と確信しました。
熊本地震から5ヶ月が経ち、支援の数も少なくなってきましたが、
“支援はブームじゃありません”
細くてもいいから、息の長い支援を。
ロシナンテスでは、今後も熊本に対する復興支援活動を行っていきたいと思います。
Facebookでも活動をお伝えしていきますので是非、ご覧下さい!
https://www.facebook.com/rocinantes.japan/
大庭 亜美