特定非営利活動法人ロシナンテス

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スーダン2016.07.05

アルハムダ診療所建設計画、アルセレリア診療所開所準備

いつも、ロシナンテスの応援をありがとうございます。

さて、スーダンのハルツーム州の保健省の関係者と「土とレンガの診療所プロジェクト」に関して、話し合いを持ちました。

先方は、NGOを含めたすべての国際機関の活動を取りまとめるDOVAのイブラヒム部長
国際NGOを担当するムラン部長
バーベキル地域医療部長
診療所を建設する地域のバーベキル保健所長です。

ロシナンテス側はフセインと私です。

今年の3月15日に完成したアルセレリア診療所ですが、
15名の診療所スタッフを研修していましたが、全員が終了しました。
この研修は、保健省の教育コースに則って行われ、短いもので5日間、長いもので2ヶ月間のコースが設定されています。
職種は、メディカルアシスタント、検査技師、薬剤師、看護師、助産師、ワクチン接種、統計、医療事務、清掃、管理人などです。
15名のうち、8名がアルセレリア村かの雇用となります。
診療所が出来たことで、村に雇用が生まれました!

ラマダン明けのイード休暇後から、保健省は診療所を稼働させたいようです。

それを見届けてから、アルハムダ村の診療所の建設準備に取り掛かります。
当初は、ロシナンテスが、建物から中の医療機材までを全て負担することでしたが、保健省が医療機材を責任を持ってくれるということなので、
アルセレリア村診療所と同規模の診療所がアルハムダ村にも建てることができます。

しかし、口頭の約束だけでは、言った言わないということが発生したりもしますので、契約として文章に残すようにしました。

その後も、同様にワッド・シュウェイン村への診療所の建設となります。

新しくできた診療所と巡回診療の連絡体制、その地域以外から派遣される医療スタッフの住居や生活など、まだ詰める必要のある事項がありますが、
良い話し合いができました。

今回の会議に参加された保健省の方々は、日本の皆様からの寄付で診療所が建てられることに、感謝の気持ちを表しています。

ラマダン後の休暇が明けるまでは、ことは動きませんが、準備だけは整えていきます。