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以前、スーダン女性のおしゃれ　ヘナを使ったタトゥ―を紹介しましたが、

今回は、

結婚した女性のみ出来る「秘密の美容法」をお伝えします。

首都ハルツームには日本と同じようなオイルを使った足や全身の

マッサージ店などがありますが、

値段が高く毎日通えるものではありません。

気軽に毎日行える美容法としてスーダンには

なんと！！

「サウナ」があります。

この暑い国で「サウナ？！」と疑ってしまうのですが、

本当にありました。

しかも、個人の自宅に！！

ここは、庭のようになっている所です。

普段はベッドの下に蓋をされています。

使用する時は、ベッドを移動させ、穴の周りにゴザを引いて座れるようにします。

穴の中に、ビャクダンなどの匂いを含ませた香木に火をつけて入れます。

穴の上に座っていると、下からポカポカと温かい煙が上がってきて

体がゆっくりとあったかくなってきます。

汗をかいた後でマッサージし、肌がスベスベになるのを楽しみます。

このサウナをした後、煙の成分で肌が黒くなるのですが、

黒くなるほどスーダン人には美しいようです。

このサウナは結婚している人限定で、

特に結婚が決まった女性は結婚式までの間に毎日行う人もいるそうです。

インティサール曰く、

仕事をしている人が毎日サウナを行うと、

香りや美しくなっていく姿で職場の男性を誘惑してしまうといけないから、

日頃男性と接する機会が少ない、

働いていない女性だけが毎日できる。

と話すほど、強力な力があるらしいです。

巡回診療事業部
田中　香子