テクニカルアグリーメントまで・・・もう少し!?
いつも、ロシナンテスをご支援いただきありがとうございます。
以前少し書いたように、
先日ロシナンテス事務所にHAC(スーダンでのNGOの活動を管理する所)から
4人視察に来られ、
モバイルクリニック事業の説明を行いました。
その後、
フィールドに出て巡回診療を行っている現場を実際見てみたいという
希望があったため、
先日案内へ行ってきました。
いつもの通り、村長とのミーティングや巡回診療チームへの連絡をしてくれたのは
シャルガニール保健省のモハメド・ユニスです。
さて、2日間にかけて行われたHACの視察ですが、
セレリア・アラハンダ・ワドシュエインとまわってきました。
写真撮影禁止と言われた時は、
「どんな厳しい視察なの!?」
とインティサールと話していたのですが、
移動中の車の中はモハメド・ユニスとターハのおかげで和気あいあいでした。
村ではロシナンテスが開催したワークショップに参加した助産師さんと
面談をしたり、
村の村長さんをはじめ村人にモバイルクリニックが
医療サービスを提供する前と後で
どのような変化があったか、など細かい質問がされました。
村人たちが
「はじめは、外部から来た人たちに不信感を持っていたけど、
ヘルスプロモーションの後に村人の健康への意識が変化して、
モバイルクリニックの案内放送を聞いたら自主的に
患者さんが集まるようになった」
「毎回同じメンバーが来ることで、
モバイルクリニックチームと村人とちゃんと信頼関係ができている」
など、具体例を挙げて活動の評価をしてくれた事、
また
「モバイルクリニックが診療を終えて荷物を全てまとめ終えた後に、
患者が来ても嫌な顔せずにもう一度荷物を広げて診察してくれた」
など
嬉しいコメントを聞く事も出来ました。
また、この視察の途中で
昨年12月に予定していた健康教育の際に事故にあわれた、
村長さんの所にも立ち寄り、元気な姿が確認できて良かったです。
巡回診療事業
田中 香子