スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/7日目(9月12日)その①
7日目、本日も朝から晩まで活動内容は盛りだくさん
ということで、活動内容を2回に分けてご紹介いたします。
その①:サッカーボールで繋がる日本とスーダンの友好(スポーツ事業の紹介)
まずは、午前に行われたロシナンテスが運営する
「ロシナンテス少年サッカーアカデミー」の子どもたちとの交流会からご紹介します。
「ロシナンテス少年サッカーアカデミー」とは、スーダンで人気のあるサッカーを通じて
『スーダンの子どもたちに夢を』を目的に、2009年2月から首都ハルツームで開始しました。
サッカーボールが無くても、布きれでボールを作り、サッカーを楽しむ子どもたち
今年で5年目のアカデミーは、幾度の困難を乗り越えてきました。
2011年はスーダン南北独立による南北の子どもたちの別れがありました。
2013年はアカデミーを共同で運営していたスーダンサッカー協会から契約を破棄され、
子どもたちが安心してサッカーをする場所も無くなりました。
しかし、ロシナンテスをいつもご支援してくださる皆様のお蔭で、
サッカー場を継続して借りることができました。そして、今日も子どもたちが
安心してサッカーを楽しみ、夢を追いかけられる場所を確保することができています。
夢があるからどんな困難も乗り越えてきた子どもたち
今回は、その子どもたちとゲストが真剣勝負をしました。
名付けて“ワールドカップ”
本日の対戦は
日本代表(ゲスト&ロシナンテススタッフ)VS スーダン代表(ロシナンテス少年サッカーアカデミー)
両チームの入場!
選手宣誓!
握手!
両チームで一緒にウォーミングアップ!
日本代表は男女合わせて20名、
スーダン代表は2チーム合わせて(14歳以下と17歳以下)50名が参加
第1試合目:ミニゲーム(日本代表 対 アカデミーチーム14歳以下)
14歳には負けたくない日本代表チーム、真剣です
えっ、今回のゲスト最年長82歳のロシナンテス柴田理事も参戦
第2試合目:フルコート(日本代表 対 アカデミーチーム17歳以下)
絶対に負けられない戦いのキックオフ ピー
日本代表スターティングイレブン&柴田総監督
ゴール 試合開始10分、日本代表が先制
1対0のまま前半終了。
気温40度の中でサッカーをするのは初めて 水!水!水をください
後半開始、体力の落ちたチームを支える日本代表チームの守護神 川原
ゴール 日本代表、本日2点目でスコア-は2対0! このままいけるか・・・・
しかし、負けたくないアカデミーチームは選手を入れ替え本気モード
そして、残り10分でまさかの4失点で試合終了(>_<)
試合結果は2対4でアカデミーチームが勝ちました
最後に、サッカーには不思議な力があります。
ついさっき会ったばかりで言葉も通じない人たちが、
一緒になってサッカーをしているということ。
そして、気づけば、ゲストと子どもたちが一緒に
「ニッポン、チャチャチャ! ニッポン、チャチャチャ!」と
かわいらしい片言の応援をしていました
どちらのチームに点が入っても、どちらの選手がファインプレーをしても
聞こえるのは歓声だけ。
“言葉が通じなくても、スポーツで仲良くなれる”
そう感じてもらえる機会となりました。
未来を支えるスーダンの子どもたちと、ハイチーズ
次回は【スーダン・日本文化交流スタディツアー9日/7日目(9月12日)その②】です。