スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/6日目(9月11日)
『巡回診療地 オルワン村 の訪問』
6日目、朝の8時にホテルを出発し、
ロシナンテスの巡回診療地であるオルワン村へ行きました。
標識も何もない道なき道、
ドライバーは方位磁石と記憶を頼りに進みます
バスで走ること2時間、突然現れた人の群れ。
もしかしてこれは盗賊?
…ではありません。
目的地に到着しました
やっと到着した村で私たちを待ってくれていたのは
多くの村人、そして村で歓迎の意を表すものとして最高級のヤギでした。
羊をしめるところから見せてくださり、
調理し、料理にも出してくださいました。
ラム肉の他にもチキンのトマト煮やパン、ライス、砂糖菓子、オムレツなど
ご馳走になりました。不慣れな右手で「美味しい、美味しい」と食べました。
調理の様子
果物
村の食事
大自然の中での昼食は、解放感No.1
食後に、村長代理より
「この村では川原さんを知らない人はいません。
川原さんの紹介でこの村を選んでくれてありがとう。
私たちは川原さんより、希望と健康をもらっています。
日本人は私たちにとってとても大事な人なので、
いつでも自分の家と思ってきてください。」
という歓迎の言葉をいただきました
そのお礼として、日本人で歌をプレゼントしました。
その後、日本人より村の方にいくつか質問をさせていただきました。
中でも一同感心したのが、今回のツアーで最年少中学2年生が質問した
「こんな広いところなのに家に帰るのに道に迷ったりしないのか」
という質問の答えで
「飼っている動物が教えてくれるので迷わない」
ということです。
予想にもしなかった動物の帰巣能力を利用しているということです
道に迷った時に頼りになる仲間(ロバ)
食事の他にも、村長の家や学校を見せていただき、日本の家の物の多さや
作りの違いを感じ、村の訪問一つでも様々なことを学びました。
村長さんの家。
家族が多く訪問者も多いので、ベッドもたくさんあります。
村に到着すると、子どもから大人まで出迎えてくれました
授業風景も見学できました
無邪気な子どもたちと記念写真
午後2時、無事にオルワン村の見学を終了し、
村人との別れを惜しみながら帰路に帰る途中、事件が起こりました
スーダン滞在2回目の車のスタックです。
しかし、今回はかなりぬかるみにはまっています
まずは車に乗っていたゲストを救出!
大人10人以上でどうにか車の脱出成功
そして、午後6時、無事にホテルに到着することができました
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ゲストの皆様には、考える時間が無いほど
現地の人々と一緒にスーダンの生活や文化を体験してもらうことができました
オルワン村の皆さん、ありがとう
また会う日まで
次回は【スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/7日目(9月12日)】です。