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スーダン2014.09.27

スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/5日目(9月10日)

『世界遺産 メロエ考古遺跡群 観光

5日目は朝の8時にホテルを出発し、
車で約4時間かけて
首都ハルツームより北東に位置する
古代クシュ王国の遺跡があるメロエへと向かいました


都市部からナイル川に沿ってひたすら北に進んでいくと、
だんだんと建物も何もない景色に移っていきました。

なぜこんなところにこんな岩山ができあがったのかというほど、
大きな岩山がゴロゴロ転がる場所で、トイレ休憩


①DSC_8234
水洗トイレに慣れている日本人にとって、
大自然の原始的なトイレも爽快だったはず…

 

休憩後、目的地のナカを目指すものの、前日の雨の影響により道が寸断されていた為、
ワサマラという場所に変更になりました。

②DSC_1804
ナカを目指す途中でぬかるみにはまった車

③DSC_1805

皆で力を合わせて泥をかき出し、最後は車を押し出し脱出成功


最初に見学したのは、
紀元前の時代の王アルカバニが建設したと言われる建造物です。

壁画が建物の三方に描かれており、
王と神の関係を示すものや、象やライオンが描かれていました。

ライオン王の象徴兵器だったようです。

④DSC_8331
本日のガイドは現地旅行社のイタリアンツーリズムのカリッドさんと、
通訳のサポートしてくれたゲストの櫻澤さんと向井さん


⑤DSC_8297
正面

⑥DSC_8279
側面

⑦DSC_8293
室内

 

その後、砂漠地帯にぽつりとある森の中で昼食を頂きました
⑧DSC_8302

⑨DSC_8309
道中に購入したライス、パン、サラダ、果物を食べました

次に、王アルカバニが建設したと言われる建造物の近くにある
紀元前の時代の街の遺跡を見学しました。

⑩DSC_8326
⑪
ここは、現在もドイツ人により発掘中です

 

最後にピラミッドを見学しました。

メロエには南・北・西のピラミッド群がありますが、そのうち見学可能なのは
南と北ピラミッド群です。紀元前250年以降の王墓がここに建てられましたが、
全て盗掘・破壊されています。

エジプトのピラミッドの建造目的は不明のままですが、
スーダン
のピラミッドの目的は明らかに「お墓」です。

また、
エジプトのピラミッドの角度は52~53度ですが、
スーダン
のピラミッドの角度6568度で、より鋭角な形をしています

⑫DSC_1828
ラクダに乗ることも可能

⑬DSC_8448
⑭DSC_8382
足を取られながら登った、砂漠の頂上からの景色に一同感嘆しました

 

最後はゲストのみなさまと、メロエのピラミッド前で記念写真
⑮DSC_1825
ゲストは今日も元気です

 

次回は【スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/6日目(911日)です。 

 

スーダン事務所スタッフ