スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/5日目(9月10日)
『世界遺産 メロエ考古遺跡群 観光』
5日目は朝の8時にホテルを出発し、
車で約4時間かけて首都ハルツームより北東に位置する
古代クシュ王国の遺跡があるメロエへと向かいました
都市部からナイル川に沿ってひたすら北に進んでいくと、
だんだんと建物も何もない景色に移っていきました。
なぜこんなところにこんな岩山ができあがったのかというほど、
大きな岩山がゴロゴロ転がる場所で、トイレ休憩
水洗トイレに慣れている日本人にとって、
大自然の原始的なトイレも爽快だったはず…
休憩後、目的地のナカを目指すものの、前日の雨の影響により道が寸断されていた為、
ワサマラという場所に変更になりました。
ナカを目指す途中でぬかるみにはまった車
皆で力を合わせて泥をかき出し、最後は車を押し出し脱出成功
最初に見学したのは、
紀元前の時代の王アルカバニが建設したと言われる建造物です。
壁画が建物の三方に描かれており、
王と神の関係を示すものや、象やライオンが描かれていました。
ライオンは王の象徴、象は兵器だったようです。
本日のガイドは現地旅行社のイタリアンツーリズムのカリッドさんと、
通訳のサポートしてくれたゲストの櫻澤さんと向井さん
正面
側面
室内
その後、砂漠地帯にぽつりとある森の中で昼食を頂きました
道中に購入したライス、パン、サラダ、果物を食べました
次に、王アルカバニが建設したと言われる建造物の近くにある
紀元前の時代の街の遺跡を見学しました。
ここは、現在もドイツ人により発掘中です
最後にピラミッドを見学しました。
メロエには南・北・西のピラミッド群がありますが、そのうち見学可能なのは
南と北ピラミッド群です。紀元前250年以降の王墓がここに建てられましたが、
全て盗掘・破壊されています。
エジプトのピラミッドの建造目的は不明のままですが、
スーダンのピラミッドの目的は明らかに「お墓」です。
また、
エジプトのピラミッドの角度は52~53度ですが、
スーダンのピラミッドの角度は65~68度で、より鋭角な形をしています
ラクダに乗ることも可能
足を取られながら登った、砂漠の頂上からの景色に一同感嘆しました
最後はゲストのみなさまと、メロエのピラミッド前で記念写真
ゲストは今日も元気です
次回は【スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/6日目(9月11日)】です。