スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/4日目(9月9日)
『スーダンの医療事情を知ろう』
4日目は、スーダンの医療事情を知るために病院見学から始まりました。
訪れた病院は、1983年~1985年にかけて日本の援助により建てられた
「イブンシーナ病院」です。
現在も、ハルツームでは中心的な役割を果たしている病院の一つです。
2時間近くかけて、院内のさまざまな施設を見学させていただきました。
ゲストのみなさんは日本製の医療機器が多いことに驚かれていました。
また途中院内で停電があり、日本ではなかなか無いことも体験できました。
日本とスーダンの医療環境に驚くゲスト。
スーダン人看護師は白衣の上にヘジャブを被ります。
日本で使われていた救急車は、今でもスーダンで頑張っています
その後ロイヤルケア病院という、民間病院の中でも
最も大きな病院の一つに行き、少しだけ見学をしました。
外観やエントランスホールの立派さに、ゲストのみなさんは驚かれていました
二つの病院見学を通じて、保険制度や診療体制についての質問も多く、
日本の医療について考えるよいきっかけになったのではないかと思います。
今年、スーダンの大統領もこの病院で手術をしました。
夕方からは、ナイル川で2時間のクルージングを行いました。
青ナイルと白ナイルの合流地点では小さな渦が発生しており、
船上から川面を覗くと水の色が2色に分かれているのがわかります。
夕日をバックにして心地よい風が抜けるので、非常に気持ちよかったです
写真上の白い部分が白ナイルで、下の茶色い部分が青ナイル。
ナイルクルージングを楽しむゲスト
美しい夕日。贅沢な光景です
船から降りたあとは、
ナイル川沿いで太鼓をたたいて歌っているスーダン人若者に混ざって、
即興で一緒に歌を歌い、大変盛り上がりました
最後に…
日本から遠く離れたスーダンにも、日本を頼りにしている人々がいます。
今日は
「ロシナンテスにできること」
「ゲストにできること」
「様々な立場の日本人がスーダンに関わっていけること」を
学べた1日になったと思います
イブンシーナ病院の前で集合写真!
オールジャパンの力で何かができる
次は【スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/5日目(9月10日)】です。