スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/3日目(9月8日)
『ロシナンテスの活動を通じて、日本とスーダンの未来を創造しよう』
3日目、午前はゲストにロシナンテスのスーダン事務所に来ていただき、
スタッフの紹介、ロシナンテスのこれまでの歴史そして現在行っている事業について説明しました。
その後は、現地スタッフによるスーダンの家庭料理がふるまわれ、
ゲストとスタッフで一緒に楽しく昼食をいただきました
みんなで一緒にビスミッラー!
(アラビア語で、何かを始める際に言う言葉。ここでは『頂きます』の意味!)
スーダン風に、右手を使って素手でたべました。
ラジーズ!(アラビア語でおいしいの意味!)
午後からは全員でアフラモールというショッピングセンターに行きました。
移動手段は現地の人々と同じように公共交通機関を体験してもらいました。
ゲストは、スーダンでは一番大きくて何でも買えるショッピングセンターで、
1時間ほど買い物をしたり、カフェで過ごしたりしていました。
アフラモールのイメージは、日本でいうイオンのようなところ?
気温40度もある中、
クーラーのついてないタクシーに乗りこみアフラモールへ移動。
ここは別世界
モールの中はとても涼しく、お店、ゲームセンター、フードコートも充実!
ゲストはアフラモールを見学後、近くのジャパンハウスという
スーダンと日本の友好のために設立された施設まで歩いて移動し、
夕方のプログラム(1)パネルディスカッションと(2)スーダン人日本語学生との交流会に参加しました。
(1) パネルディスカッション
スーダンで初のパネルディスカッションを開催しました。
在スーダン日本大使館、JICAから参加していただき、
川原と三人でパネリストをつとめました。
ゲストからの様々な質問にパネリストが答える形式で進められ、
会場からは様々な質問があり、パネリストが答えにくい質問も飛び出したりしました。
(パネリスト:在スーダン日本大使館)
(パネリスト:在スーダンJICA)
(パネリスト:ロシナンテス川原)
今回のゲストは様々な職種の集まりだったので、様々な質問があり、
多くの発見がありました。
(2) スーダン人日本語学生との交流会
交流会には、ゲストとJICAのプログラムを通じて
スーダンで日本語を勉強している約20名のスーダン人学生が参加し、
自己紹介、夕食会、日本の文化紹介などを行いました。
<自己紹介>
<夕食会>
ほとんどの学生は、日本のアニメから日本語に興味を持ち、
勉強しています。
夕食は皆で楽しく食べました。
<日本の文化紹介>
東北から参加したゲストによる日本の文化紹介
・ロシナンテス東北事業部に勤務する綾田早笑による活動報告
・2011年の東日本大震災の体験談を話す中学2年生
・尺八や三味線の演奏を通じて日本の伝統音楽を紹介
スーダンで活動する青年海外協力隊と、スーダン人日本語学生による漫才
まさかスーダンで漫才が見られるとは
道に迷った時はスーダンのここ!で伝わるかも…
歌手のしおりさん(スーダン訪問2回目!)のコンサート
音楽が国境を越えた瞬間
最後は会場にいる皆で一緒に2曲を歌いました
(1曲目…「幸せなら手をたたこう」、2曲目…長渕剛の「乾杯」)
誰よりも大声で歌っていたロシナンテスの川原と宇都宮!
以上、ざっと一日を振り返っても、非常にタイトなスケジュールで、
ゲストの皆様は大変お疲れだったと思います。
しかし、時差ぼけや疲労を感じさせないゲストの熱意が、
交流会に参加した日本語学生の学びの機会を作りだし、
交流会を中心にとても盛り上がったと思います。
ゲストに乾杯
次回は【スーダン・日本文化交流スタディツアー9日間/4日目(9月9日)】です。