モバイルクリニック その4
アッサラム アレイコム
スーダンは、6月29日からラマダンにはいりました。
ラマダンとは、イスラム教徒にとってとても大切な行事です。
日の出から日没まで飲食を断ちます
人によっては、自分の吐いた唾さえも飲み込みません
(子供や、高齢者、病人、妊婦さんは、ラマダンはしなくてよいです)
これは、飢えを体験することで食べ物のありがたみを知り、
自分が恵みを受けていることを実感し、感謝することにあります。
暑いスーダンで、日中水を断つことは言葉では言い尽くせないものがあります・・・
そんな中でも、モバイルクリニックチームは活動中です。
今回は、モバイルクリニックのスタッフは何をしているのか
をテーマにお話ししていきます。
1、メディカルアシスタント
簡単な診療診断薬の処方、怪我の処置(傷の縫合)などができます。
診察は、無料ですが、お薬代はいただきます。
日本には馴染みのない職種ですね。
途上国では、看護師でも医師がいない地域では医師の役割を果たしている国があります。
2、検査技師
尿、痰、血液検査を実施します。もちろん、マラリア検査もできます。
検査代は3~5SDP(日本円で60-100円)
と、保健センターの値段と同じに設定しています。
電気の無い村も多いので、簡単な発電機を持って移動します。
3、栄養士
5歳までの子どもの身長と体重を測定し、成長曲線を使用し子供達の成長が順調かどうかチェックします。もちろん、母親に対して栄養指導も行います。
写真は、身長測定中の風景です。
あれ?斜めに測定してますけど・・・・
大泣き中・・・
体重測定 & 成長曲線記入風景
成長曲線表は男女分かれていて、ピンクが女の子
青が男の子