スーダン2013.06.22
変圧器になる!?
プロジェクト終了間近。
来週はガターレフの事務所を片付けてお引越しです。
ということで、今日も
クリーニングキャンペーン!第二弾!に忙しいフセインと私。
日本製のハンディー掃除機を発見し、
ウキウキで早くも充電したいクリーニングリーダーのフセイン氏。
いわゆるデジカメ式の充電のよう。
だけど詳細が分からず、私に日本語取扱い説明書を見てくれと。
「初回使用には最低12時間継続充電すべし」
って、チーン。
すぐ使えないじゃーん!
うずうず
っていうか、ってことは・・・?
そもそも日本仕様の100V!
この国は200V!
=コンセント差したら もちろん チーン!でしょ。
「いいや、あとで充電しとくわ」
って、あきらめないフセイン。
なんでなんで?どうやって?
変圧器ないでしょ?
「だってフミは日本製でしょ?
つまりフミのここに(鼻を指して)コンセントをさせば、スーダン仕様になる!」
って、意味わかりますか?
なかなかイケテル冗談です!
うまいねぇ~!
色んな意味で私が「変圧器」になる。
ちゃんと変圧できていただろうか?
どんなに私達がいいモノと思っていても、日本式のものを
他の国にいって、そのまま取り込もうと思っては、うまく使えないことがあります。
まずはその国の電圧を知らないといけません。
その国の人、文化、宗教などを知らなければならないということ。
それに応じて持ち込んだ電化製品を使うこと。
その国流にして初めてちゃんと使えるものになる。
私はちゃんと変圧してこの国にあった方法で、
活動できていただろうか?と振り替えさせられるいい機会でした。
帰国後の還元授業のネタのひとつとして使えそうです。
そして今日もスーッキリ片付いちゃった事務所です。