特定非営利活動法人ロシナンテス

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スーダン2013.03.10

トレーニングセッション in 白ナイル州コスティ②

前回からの続きです。

いよいよトレーニングセッションの始まりです!

朝、ホテルの周りを散歩してきました。
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ホテルの前に、線路がありますが、南スーダンとの国交がなくなってしまった今、ほとんど電車が通る事はないそうです。

そこを歩き、誰もいない、荷物の積み下ろし倉庫がたくさんある敷地内を通り、白ナイル川方面へ。

すると、敷地内を警備していた警察官がいきなり現れ、「何してるんだ!」と。

「いや・・・、ナイル川を見たくて・・・」

「OK!!GO!!」だって。

ナイス!田舎町(笑)

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壮大な白ナイル川!!

フセイン コーチ曰く、ホワイトナイル州の人は、ナイル川の事を「Sea(海)」と呼んでいるらしい。

確かに、このトレーニングセッション中、多くの人にあったが、「Seaは見たかい?」とよく聞かれた。

電車と同様に、白ナイル川を拠点とし、南スーダンと物資の流通で栄えたコスティモ今じゃひっそりとしてしまっている。

一緒に散歩していたフセインも、「もっと活気があったんだけどね~」としみじみ。。

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コンテナを運ぶどの船も、コンテナは乗っていないく、猫ばっかり!

散歩が終わり、支度を済ませ、コスティ・スタジアムへ。

午前は、白ナイル州の教育省が開催した学校別サッカー大会の決勝戦を観戦でした。

コスティにある強豪校を倒し、決勝に残った2校は、超がつくほどの、ド田舎学校らしいです。

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おお!! 選手達みんな、裸足だ!!!!

試合は1-1で進み、PK戦までもつれ込む白熱した試合でした。

試合内容は、やはりスーダンスタイルといいますか、闇雲に前線へ蹴り込むもので、ディフェンスラインも上げるでも下げるでもなく、現代のサッカーとはほど遠いものでした。

こうしたサッカーに負けてしまう、コスティのサッカーとはどういうものか、気になる反面、午後から始まるトレーニングセッションに不安が走ります。

試合後、昼食(スーダンで言う朝食)を食べ 、トレーニングセッション開始です。

コスティにある数チームから選ばれた20歳以下の選手たちが30名程と、各方面から多くの指導者が集まってくれました!

コスティサッカー協会からの依頼で、コンディショニングやフィジカルのトレーニングを行いました。

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ミニハードルでは、バランスやうまくステップを踏めず、ハードルを倒してしまう選手が続出・・・

細かく、そして素早く動くことが苦手なようでした。

また、足にばかりに意識が集中してしまうため、腕を振れない、上半身が固まってしまうという現象も置きました。

こういったものに触れるのも初めてで戸惑いや慣れていないと思います。

続けていくのみです!!

選手はとても集中力が高く、またもっと上手くなりたいと思っている選手が多く、コスティサッカーには希望があると思います。

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選手だけでなく、コーチたちも真剣にメモを取っている姿を多く目に出来ました!

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夜もトレーニングの予定でしたが、ナイター照明の予算が取れず、この日の夜の部トレーニングはキャンセルになってしまいました。

これも地方サッカー協会の課題かもしれません。

つづく

西條