みなさま
ひさしぶりの登場、櫻井です

スーダンに来て早５か月。
スーダン人スタッフと衣食住をともにする日々。

お互いその生態を研究し続け合っています。

スーダン人スタッフと同じ部屋で寝る私だからこそ分かった彼らの生態

ズバリ！　「仰向けに寝ない!!」

いつも横向き、右手を上に延ばして寝るホイダ！
いつも壁に向かって寝ているアファフ！
何か月もこれを見ていると、ただの偶然とは思えない！

聞けば、スーダン人はイスラム教上、仰向け、うつぶせでは寝ないらしい。
そしてイスラム教の聖地であり、いつもお祈りをする方角である
メッカの方向に向かって　さらに　右を下にして寝る。

私のつたない英語でのやりとりなので、よーくは分かりませんが、
日本人の「北枕はよくない。」と同じようなニュアンスのようです。

さらに、スーダン人医師に聞けば、
この体勢のほうが、
血液循環が良い、肝臓に負担がかからない。

へえ～っ。

「え！？でも寝返りはしちゃうじゃん！？」

もちろん寝返りは可です。

一方、私も私でしっかり観察されていました。
「fumiは毎朝、大の字になって寝ている」と。

ということで、ここから私が学んだこと
（看護師的視点では）

日本で入院したイスラム圏の患者さんには
①メッカの方向を教える！
②左側臥位になる胃・大腸カメラ以外は点滴ルートは左手に！（いや、でも普段から基本左にとりますね。）

以上、「スーダン人との共同生活からの学び」でした。