スーダン2012.11.04
迷走するスーダンサッカー
スーダンサッカー協会のすぐ裏手に、人工芝のサッカー場とフットサル場が1面、そして、スーダンサッカーアカデミーの建物があります。
このスーダンサッカーアカデミーは、FIFAのゴールプロジェクトにより寄付されたものです。
アンゴラにもFIFAの援助により、スーダンと同じようなサッカー施設・アカデミーがあります。
アンゴラも長くに渡り内戦が続いていましたが、紛争後、アカデミーで育った選手達が2008年ドイツワールドカップへ出場し、世界を驚かせました。
そして、”次はスーダンです!”との想いから、FIFAのブラッター会長は、アカデミーを建てました。
2008年から、スーダンサッカー協会、スーダンサッカーアカデミー、ロシナンテス スポーツ事業部で「キッズスクール」を立ち上げ、青少年の育成を始めました。
4年経った今・・・
スーダンサッカー協会は、一時的に、アカデミーを閉鎖すると決定してしまいました。
何故かと言いますと、アカデミーの運営・維持費が底をつき、続けていくことが困難だと判断した為です。
この事を受け、アカデミースタッフの数名が、解雇処分となってしまいました。
誰もいなくなったアカデミー
オフィスもすべて閉鎖となってしまいました
キッズスクールの練習、活動は引き続き行われますが、育成を放棄しようとしているスーダンサッカー、どこへ向かおうとしているのでしょうか・・・
西條