特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2012.10.28

デキル女医達

いよいよ
今月末から11月中旬にかけて
我が母子保健プロジェクトでは「スーダン人招聘プログラム」として
スーダンで働く医師2名を送り出します。

彼女達を送り出すまでの道のり
ビザ申請、日本での訪問先の調整、彼女達による報告の準備などなど
これまで多くのスタッフが関わり、準備してくださいました。
おかげさまで充実したプログラムとなりそうです。

さて、私からはこのプログラムを盛り上げるべく
お二人の紹介をさせてください。

まずは
Dr AMIRA(アミーラ)
彼女はガターレフ保健省のリプロダクティブヘルス課長。
バリバリと仕事をこなし、いっぽうでは3児の母
一番下の子はまもなく一歳。
そんな状況での彼女の参加。
彼女の家族の理解と協力には頭が下がります。

これまで彼女と日本行に向けて様々なやりとりをしてきましたが、
彼女は仕事が早い!メールは即返信!
そして鋭い!私達の気付けなかった書類のミスにきちんと気づく!

私達が懸念していたことなどは全て彼女は想定済み!
きちんと自分で対処、準備しているのです。

彼女とだと全てがスムーズに進み、とても気持ちがいいのです

私は彼女の言う
「YES!」と「インシャーラ(「神の思召しのままに」的な)」がとっても好きです。
その言葉はいつもはきはきと、そして強い意志120%が詰まっているのです。
私は普段スーダン人の言う「インシャーラ」を「きっと」とか「おそらく」と考えていますが、
彼女の「インシャーラ」には確実性がすごくあって「絶対」と訳さずにはいられません。
不可能も、彼女のインシャーラによって可能になってしまう
そんな気持ちになります。

日本でアミーラに会ったらぜひ「YES」と「インシャーラ」にご注目を!

続きまして
Dr SALWA(サルワ)
こちらはジェジーラ大学の地域保健学科の准教授。
夫は医学部長で小児科医。
夫婦で医師です。旦那のALIさんはスーダンではちょっとした有名人。
最近はテレビ番組にも出ているらしく、
彼にあったスーダン人スタッフは大興奮していました。

さてさて本来は奥様サルワさんの話題でしたね。
私の第一印象「大阪のオバチャン!」いい意味でですよ!

よく喋る喋る。電話で話すと、こちらが話すタイミングがなかなか見つからない!
でも、彼女は私に何かを伝える時に、英語のイマイチな私に何度も念を押してくれるのです。
とっても親切。とっても世話好き。
彼女とアポをとれば、
「この人に会えるように私が調整しておくから!」
と、これまたテキパキと仕事を進めてくれます。
どんどん会いたい相手とつながれます。
私が未婚と知ったら、いつか相手を連れてきそうです(笑)

そして、「うちで食べていきなさい」「うちに泊まりっていきなさい」
さすが4人の子を持つ母親!肝っ玉母ちゃんというかんじです。

この感じが私はとっても安心感があって大好きです。

日本の皆様
この二人のデキル女医達をどうぞ楽しみにお待ちくださいませ