スーダン2007.12.29
おにぎり、ふたつずつ
診療に向かう車の中です。
菅井さんが握ってくれたおにぎりが用意されています。
運転手は清さんです。
助手席に私がいます。
おにぎりをそれぞれ手渡されました。
それから、買うものがあり、私は清さんを車に残して、
買い物に出かけました。
買い物から帰ると、私のおにぎりがありません。
横で美味しそうに清さんがおにぎりを食べています。
菅井さんは、「おにぎり、ふたつずつ」といって
確かに手渡しました。
「あれっ!清さん、おにぎり何個食べた?」
「4個だよ」
おにぎりは、白飯のとふりかけをまぶしたのがありました。
清さんは、その2種類をふたつずつと勘違いしたのでした。
私のおにぎりは、清さんの大きなおなかの中に入ってしまいました。
コミュニケーションは難しいですね。
川原尚行