ロシナンテス　スポーツ事業部とスーダンサッカー協会、スーダンサッカーアカデミーとで立ち上げた青少年育成組織の「キッズ・スクール」も、5年目を迎える事が出来ました。

そこで、数回に分け、「期待の星」をこのブログで紹介をしていきたいと思います。

第1回は「ゼインくん」です。

彼は、4年前からキッズスクールに参加し、毎回の練習も休まず、チームの中心選手へと成長しました。

そして、昨年の天の川プロジェクトに参加し、日本へ行きました。

宮城県名取市では、ベガルタ仙台さんの協力の下、ベガルタ仙台の選手と閖上（ユリアゲ）の子供達とで、交流試合を行う事が出来ました。

天の川プロジェクト後、彼は、日本で生活してみたい、日本で勉強してみたい、日本でサッカーがしたいという想いがさらに強くなり、

今年の1月、九州国際大学付属高等学校さんの入学試験を受けました。

結果は、見事に合格！！

4月から、スーダンから遠く離れた、北九州市小倉でホームステイをしながら、日本の高校生活を送っています。

もちろんサッカー部へ入部予定です。（残念ながら、現在、足の骨折により、6ヶ月の療養中です）。

九州国際大学付属高等学校サッカー部は、高校サッカー選手権の全国大会へも出ており、また永井選手（名古屋グランパス）の母校としても有名です。

そこでの経験は、これからの長い人生にとって、とても貴重なものとなるでしょう。

そして、彼の成功が、スーダンでサッカーをする子供達に対しても希望の光となるでしょう！

2022年には、カタール（初のアラブ諸国）でW杯が開催されます。

あと10年後です。

その時、彼は26歳です。

W杯のピッチにいるでしょうか。

期待ですね！！

（キッズスクール生と金閣寺にて）右がゼインくん

西條