戸畑共立病院よりいただいた車いすがハサバラ村に届きました。

ハサバラ診療所ではお産のあと2時間程度でお母さんたちは退院していきます。
時には産後1時間くらいで、スタッフが目を離したすきに家に帰ってしまっているお母さんたちもいます。
産後住み慣れた家でゆっくりと休みたいのはわかるのですが・・・出血が多かったお母さんなど、状態をしっかりと観察したいお母さんや赤ちゃんもいるので、それらは我々の悩みの種でもあります(-_-;)

車いすの話に戻りますが、今まで診療所には車いすがなかったので産後の移動や退院時には、プラスティックの椅子に座らせてみんなで椅子ごと担ぎ上げる、もしくはベッドごと持ち上げるという方法をとっていました。

診療所でのお産が少なかったころはまだそれでもよかったのですが、最近では平均5件程度のお産があり、スタッフから車いすがほしいとの要望があがっていました。

そんな状況の中、戸畑共立病院から寄贈いただいた車いすがハサバラ村に届きました。

村に到着した翌日早速お産があり、車いすも早速大活躍♪

元気に退院していく母子見送れるのは、私にとって心温まる幸せな瞬間です。

戸畑共立病院の皆様、ありがとうございました。

診療所のスタッフ一丸となり、今後も安全なお産の提供に努めてまいります。