スーダン2012.04.18
気になる南北問題
前回の西條の記事にもあるように
首都ハルツームにもまだ南部の人達が生活しています。
この4月9日を持ちまして彼らもスーダンでは外国人になりました。
国境付近の油田地帯(北部)では南が越境しこの地帯を制圧
北は南の街を空爆するなど今は少し落ち着きましたが戦闘が続いています。
国連やアフリカ連合などが仲裁に入っているようです。
この油田地帯制圧によってドルが過去最高に上がりました。
以前は1ポンド=5ドル程度でしたが一時 1ポンド=6.6ドルまで上がったそうです。
ちなみにこのレートはマーケットレートであり公式レート(銀行レート)ではありませんが。。。
銀行レートは1ポンド=3ドル程度になります。
もう1つ混乱を招いたのは首都のガソリンスタンドでした。
私も通勤時に目の当たりにしましたがどこのガソリンスタンドも車で溢れかえっていました。
ガソリンが高くなる又は手に入りにくくなるなど噂が街に流れたようです。
今は元に戻り混乱はありませんが 色んなところで変化が出ます。
南北の子供達は純粋に仲良くしたい、一緒にいたい もっと話したいと考えている子が沢山います。
政府同士も仲良くし協力しもっと話し合えばいいのですが到底無理なようですね。
これからも南北問題は気になるところです。
あかね
(何年振りかのブログ更新でした。)