スーダン2012.01.13
シーズン終了が楽しみ
現在、スーダンのプロリーグはオフシーズン中ですが、あと1ヶ月後には、新シーズンの幕開けです。
どのチームも移籍や選手獲得が終わり、練習が再開されているようです。
昨日は、ハルツームスタジアムで練習をしている、アル・アハリというチームの練習見学に行ってきました。
このチームは、去年までブラジル人監督が指揮を取り、6位まで躍進しましたが、どういう訳か、フランス人監督に代わってしまいました。
さて、練習メニュー云々より、気になる事が。
練習が終わり、選手、監督、スタッフと各々が帰宅し始めました。
選手達が使っていたベンチの周りには、大量のペットボトルのゴミ、そして練習後に配られたバナナの皮までが散乱していた。
さらに、チームスタッフの誰かが捨てたと思われるタバコ・・・
そのタバコは消えていなかったのか、人工芝の上でくすぶっていました・・・
過去にハルツーム・スタジアムを練習場に使っていたチームが、きちんと使用できないと言う理由で、使用禁止になったと聞いた事があります。
今回、練習を行ったアル・アハリはスタジアム、専用練習場を持っていません。
なので、リーグ戦や練習がある時は、ここを借りているようです。
しかし、選手を始め、チーム自体、”スタジアムが使えなくるかもしれない”という危機感がないようです。
それよりも、グラウンドにゴミを残す、タバコを人工芝の上で吸うこと自体、あり得ない事です。
サッカーに対しての、愛を感じません。
もはや、プロではありませんね。
こういったチームが、シーズン終了後、何位にいるのか楽しみです。
もし上位にいるようなら、こう言った事が改善されたのか、それとも、スーダンサッカーがそれまでのレベルなのか・・・だと思います。
西條