『愛媛の名取』から『宮城の名取』へ
『愛媛の名取』から『宮城の名取』へ
四国の西の端、愛媛県伊方町、宇和海を一望できる斜面にある小さな集落、その名を「名取」
いまからおよそ400年前に、宇和島藩主伊達秀宗が、奥州名取郷よる軍夫として連れて来た人々を、宇和島の見張り役として当地に定住させたのが、名取の始まりとされています。
遠く離れたこの地から何かできることはないか。
私たちはこの大震災を機に改めて「絆」を知ることができました。
何もない町だけど、みかん畑はいっぱいです。
収穫の人手だったら何とかできる。
なんといっても愛媛県。みかんの味ならちょっと自慢できます。
見た目は少し悪いけど、元気に育ったみかんです。
ひとときでも、温かい気持ちになってもらえれば、うれしいです。
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愛媛県伊方町でみかんを育てている方と宮城県の名取市の皆さんを繋いでくださったのが
「がんばっと玉浦」のメンバーの方がきっかけでした。
愛媛県伊方町にも「名取」があり、そこは宮城県の名取から移住した人達が住み着いた場所とのことで驚きました。
伊方町 の方が何か支援がしたいが、つながりがなくて・・・と困っていたところ
偶然、宮城県名取市の隣の岩沼市玉浦で復興支援活動をしている地元の人と知り合い
ロシナンテスを紹介してくれました。
愛媛県と宮城県、電話だけでのやり取りでしたが、温かい人柄が伝わってきます。
たいしたことは出来ないけど、みかんはたくさん取れるから、と
仮設住宅にみかんを送ってくださることになりました!
スタッフのみんなも風邪をひかないようにビタミンを摂ってね!と
ロッシーハウスにもみかんを送って頂きました。
今年の漢字は「絆」
本当にたくさんの方からご支援を頂き「絆」に感謝した一年でした。
ありがとうございます!