日本2011.11.28
『閖上』の読み方と由来
ロシナンテスが東北の活動拠点にしている名取市沿岸部の『閖上』
この地名、読めない方、ご存じない方が多いと思うので
改めてご紹介します。
『閖上』は「ゆりあげ」と読みます。
この「ゆりあげ」という名前の由来は
その昔、観音像が浜に揺り上げられたことから付けられたとされて
当時は漢字はなく「ゆりあげ浜」と呼ばれていたそうですが
第4代仙台藩主の伊達綱村公が仙台市の大年寺へ参拝に行った帰り
山門内から波が打ち寄せられる浜が見えたことから
門の中に水「閖」という漢字ができたそうです。
ここにしかない、オンリーワンの地名です。
そんな閖上には独自の文化や風土があります。
言葉や文章にするのは難しく、伝わりにくいかもしれませんが
今後は出来る限り、閖上の魅力を発信していけるようにしたいと思っています。
そんな「無形」で大切なものを、これからの町づくりでも受け継いでいかなければと感じています。
東北での活動について、詳しくはこちら▼
https://www.rocinantes.org/activity/japan/tohoku/