ラマダン、そしてイードが明け、キッズスクールも先週から約1カ月ぶりに再開しました。

再開したのは良いのですが、現在、スーダンサッカー協会、アカデミーはたくさんの問題を抱えています。

上の写真は、スーダンサッカー協会、アカデミーのグラウンドです。

しかし、この人工芝のグラウンドも基礎工事がきちんと出来ていなかった事と暑さが原因で人工芝が溶け始めていました。

ゴムチップが溶け、黒いベタベタがこびり付きます。
ニオイも最悪です・・・

そのグラウンドを改修しようと言う事で、工事が始まったのが今年の２月末。

２月末に行われたハルツームキッズリーグ選抜　対　南スーダンとの交流試合では、すでに人工芝を剥がし、砂利の上で試合を行っていました。

そして、改修工事から７カ月後の姿がこれだ！

ワン、ツー、スリー

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あらら・・・！？
改修工事は、一向に進んでいません。
４月には工事が終わると聞いていたのですが・・・


ミニコートも同じく未改修のまま・・・（涙）

このサッカーアカデミーの施設、グラウンドはFIFAのプロジェクトで建てられました。

今回も改修工事はFIFAが資金を出していると聞いています。

しかし、その資金がどこかに消えているそうです。

どこへ行ってしまったのでしょうか？？

同時にサッカー協会にも資金がありません。

スポーツ省、教育省等から、協力を受けている協会ですが、協力元となっている省庁にも資金が無いとの事で、当然、サッカー協会に資金は回ってきません。

協会の傘下にあるアカデミーは、もっと厳しい状況です。

練習や試合で必要なゴールも、壊れたまま・・・
これを直す資金すらありません。。。

大人用のゴールで練習をしていますが、こちらには、ネットがありません。

電気を買うお金がないので、ミーティングルームもロッカールームも暗いままです。。。

もっときついのは、水です。

タンクに溜めてある水が無くなると、ポンプでくみ上げるのですが、電気が無いと、そのポンプも動きません。

時々、水が無い状態で、練習をしなくてはなりません。

問題を一つ一つクリアしていかなくてはなりません。

西條