リプロダクティブヘルスレビューミーティングに参加しました。
先日ガダーレフ州保健省で行われたリプロダクティブヘルスレビューミーティングに参加してきました。
スーダン全州のリプロダクティブコーディネーターが参加し、3日間にわたって行われたこのミーティングですが、ガダーレフに住み、ガダーレフで活動している私にとって、全州から集まったコーディネーターの方々の話を聞くことができ、非常に興味深いミーティングでした。
15州の上半期の報告を聞き終わり、我がガダーレフの活動状況が一番いいことがわかりました。
妊産婦ケアの実施数や、助産師へのトレーニングなど、すべてにおいてガダーレフ州が一番よい結果をでした(^_^)。
先日治安の悪化したコルドファンやブルーナイル州からのコーディネーターさんの話を聞くと、治安悪化によりデータが集められなった、家財道具がすべて盗まれてしまったなど、平穏なガダーレフでは想像できないようなことが起こっており、治安の悪化が日々の保健活動に影響を与えることを実感しました。
全国から人が集まるこのミーティングが、我らがガダーレフで開催されることもあり、準備段階から州保健省のお手伝いをさせていただきました。準備段階そしてミーティングと、ガダーレフ州リプロダクティブヘルス課はもちろんのこと、他州のリプロダクティブヘルスの関係者と関係を築けたことは、ロシナンテスにとって非常によかったと思います。
クロージングセレモニーでは、州保健大臣、連邦保健省リプロダクティブヘルス課ディレクターより、参加者に参加賞が授与され、我々ロシナンテススタッフも参加賞をいただきました。
ミーティングへのNGOからの参加はロシナンテスのみでしたが、議論やグループワークにも参加し、保健省との関係強化、そして、私はもちろんのこと参加したフセイン、助産師のハワにとっても学び多き3日間になりました。
アラビア語でのミーティングなので3日間のミーティングはかなり疲れましたが、得たものも多かったです。
これからも保健省と協力してハサバラ村での母子保健事業を続けていきます。