スーダン2007.10.28
救急車3
財務省に行きました。
今までにガダーレフ州から提出された書類のコピーを持って行きますが、オリジナルの書類がほしいと言います。
オリジナルの書類は、どこにあるのか見当がつきません。
ここは、再度ガダーレフ州に書いてもらうしかなく、お願いしました。
2度目の書類ができあがり、急ぐために、それを受け取りに夜中の道を車でかっ飛ばして行きました。
途中の町まで、ガダーレフのスタッフに持ってきてもらい、それを受け取りカルトゥムへと引き返しました。合計400キロの道のりでした。
次の朝、一番に財務省に向かいオリジナルを提出します。
しばらくして、はじめのオリジナルの書類がでてきたとの報告がありました。
同じ案件で2つの書類があるのも、おかしく、どちらを生かすか検討した後、オリジナルを生かすことに。
財務省に通いつめ、数日後、関税免除の手続きがおりました。
そして、それをもとに港湾使用料の免除を行います。
このように、同時の手続きを一度に行うことはできません。
ひとつづつ、片付けて行くしかありません。
これも、港湾局に通い詰め、免除まで漕ぎ着けました。
基準局には、ロシナンテスが責任を持って、右ハンドルから左ハンドルに変えることを約束したレターを書き、2ヶ月の一時的な許可をもらいました。
残るは、モデル免除の許可です。これは、以外と簡単に外交通商省からもらえました。
さあ、書類がそろいました。
しかし、日本外交協会さんの指定する最後の締め切り日まで、もう2日しかありません。
あとは、ポートスーダンからガダーレフへの陸送だけです。
川原尚行