ハルツーム大学看護学部で、2回目の授業を実施してきました。変わらず、時間どおりに来ない学生さんや配布資料を忘れてくる学生さんがいます。ですが、全セメスターと比較し、やや改善しているようです。

さて、本日も学生さんから多様な不満をいただきました。「それはないで賞」は、「使用している教科書の文字が小さすぎて読みにくい、なんとかして、年だから読めないのよ！」という不満です。教科書を一枚一枚拡大して印刷することはコスト的に不可能です。「虫眼鏡使ってください」と回答しておきました。不満という用語が適切か、それとも学生さんの学習ニーズという用語が妥当か。。。後者とすれば、すいません、個々のニーズに対応できず。。。。

正直、教科書への不満ではなく、ご自身の視力に不満を訴えいただきたいという思いです。

さて、今日の授業のテーマは、「研究背景、量的研究における研究目的と研究課題の設定」です。看護実践に有意義な目的と課題を設定しているか、量的手法で測定可能な変数を含んでいるかがポイントになります。頭の中で理解しているつもりでも、実際に記述してみるとそうでないケースがよくあります。みなさん気をつけてくださいね。

今日の授業の出来ですが、自己評価で60点としておきます。はたして学生さんはどんな評価をしてくれたのでしょうか・・・？　来週聞くのが楽しみです。

2011年5月11日
芹沢