日本2011.05.06
5月4日 新たな場所でのスタート
ゴールデンウィーク期間中、仮設住宅への入居がスタートし
体育館などの避難所から引越をされる方が多くいらっしゃいます。
「ここ、ぼくの新しいおうち!」と嬉しそうに教えてくれました。
この後、裏山に登ったのですが、そこには桜やチューリップなどたくさんの花々と
神社の狐が2匹いました。
「これから近くで2年間お世話になるから、よろしくお願いします。」と
小さな手を合わせていたお姉ちゃんに続いて、弟も真似しておじぎしていました。
阪神淡路大震災後の仮設住宅では「お年寄りの孤独死」が問題となっていました。
閖上地区は、元々、地域コミュニティのつながりが強く
同じ町の人が近くに住めるよう割り振りをしているようです。
実際に、窓を開けて隣の人と話したり、すれ違う人とは当然のように挨拶をする光景が見られました。
新たな場所でのスタート。復興への第一歩となりますように。