特定非営利活動法人ロシナンテス

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スーダン2007.10.16

新進シャンソン歌手、新春シャンソンショー 2

「このメールを15人に転送すると、
もれなく10ポンド(約600円)分の無料通話をプレゼント」

というメールが2人から僕の携帯電話に送られてきた。
断食明けのお祭期間中の話である。
今日、数日振りに友人に会ったので
「どうだった?10ポンドもらえた?」と聞いてみたら
「いたずらメールに騙されたよ・・・」と友人はうつむいて答えた。
そして沈黙した。
・・・
僕はメールを読んだ瞬間にわかったよ
それはいたずらだって事をね・・・

さて、今日は携帯電話のメールについて。
スーダンでは家族や友人からだけではなく、
契約している通信会社からもメールが送られてくる。
「断食明けのお祭期間中は国内通話も国際通話も半額!」
「今夜10時45分、抽選で別荘が当たる!スーダン放送をぜひ御覧ください!」
「スーダンのサッカーチームが国際試合で勝ちました!おめでとう!」
平均して週に1度、上記のようなメールが届く。
そしてこれは時間帯を気にせずに送られてくるのだ。
真夜中のこともあったし、早朝のこともあった。
ずっと続いている。
「興味がないのでやめてください」
「深夜にメールの送信はしないでください」
などと文句がでないのはスーダン人の心の広さか。
もしくは、苦情を無視して会社が送り続けているだけなのか。
荒井繁