昨日はハサバラ村に入って辰野と乳幼児健診を行って来ました。

自分は医療者でも何でもないので難しいことは分かりませんし出来ませんが、そんな自分でも、車を運転したり、体重計を運んだり、記録用紙を準備したりすることは出来ます。

また、子どもの身長と体重を測定し、WHOの基準と照らし合わせて報告したり、MUACというテープで上腕の周囲を測定し、健康状態をチェックすることは出来ました。

しかしこのMUACテープですが、学生のころにたまたま通りかかった大阪某所で、某NGOがやっていたイベントで目にしたことがありました。
実際にこのテープを使ってアフリカで活動する人から話を聞き、自らもテープを手に取り、「え、、こんなに腕細いの。。」と驚いたのを今でも覚えています。
当時から、多少なりとも国際協力に興味があったので、「いつか自分もアフリカでこんなことをする日が来るのだろうか。。」と、その時は何気に思ったものでした。

それから7年近く経って、実際に自分がそのテープでアフリカの子供たちの上腕の周囲測定をすることになりました。
不謹慎なのは承知していますが、、そんな経緯もあって、今日の測定の際には緊張しながらも、少し感慨深いものがありました。

しかし、そんなことを感じているヒマは当然なく、今日の検診でも、WHO基準で重度の栄養失調と見なされるような子どももいて、そんな子供がまだまだたくさん出てくるのは目に見えていますので、来週も引き続き調査を続けていきます。

イワキ