スーダン2007.09.22
空港でのすれ違い
昨日の早朝にスーダンに戻ってきました。
活動の関係上、フランスへと行ってきたのです。
さて、カルトゥム空港に到着しますと、誰も迎えに来ていません。
フランスから電話しましたが、受け取ってもらえず、インターネットができるところに最終日は行かなかったために、スーダンとの連絡がつきませんでした。
まあ、いいやと思い、タクシーとの交渉をします。
値段の交渉が終わり、我が家へとたどり着きます。
鍵がかかっており、外からいくら石を投げても反応がありません。
ついには、外に設置してある蛍光灯に石が当たったようで、大きな音がしましたが、中から人はでてきません。
ついに、入り口をけり始めると、なんと無用心な家なのでしょう。表の扉が開きました。
家の鍵もかけられているので、家の扉をまた蹴り上げていると、しばらくして、しげちゃんが窓をそっと開けました。手には、箒のぼうっきれを持っています。これで、泥棒と戦うつもりだったのでしょうか。
家の中に、やっとのことで入ることができました。
驚くことに、竹友くん、霜田くんともに空港に私を迎えに行ったと言うではありませんか。
二人は、私の姿を空港で見つけることができずに、同様に私も彼らの姿を見つけられずに、このような滑稽な事態になったのです。
でも、出入り口はひとつでどうみても、見落とすことはないと思うのですが。
川原尚行